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シャイニーストッキング
第1章  和哉
 1 カミングアウト

 「はっ、はっ、ふっ、ふっ」
 「あっ、あっ、あんっ」
 込み上げてくる快感の最後の昂りに向けて必死に腰を打ち付け、それを受け入れようと彼女の腰が持ち上がり、まるで逃がすまいと脚を絡め彼の腰にしがみつく。
 「くっ、も、もうっ」
 「あっ、やっ」
 「あぁっ、ううっ」
 「んん…」
 全身を震わせながら果てた。

 「ふぅ…」
 和哉は快感の余韻を感じながら仰向けになり、やや汗ばんでいる真実(まみ)の肩を抱き寄せる。
 しかし久しぶりの逢瀬に股間の疼きは収まらずにいた、だが和哉はこの余韻が好きだった。
 すると肩を抱かれながら真実が囁く。
 「ねえ、和哉ってストッキング好きでしょう」
 「えっ、な、なんで」
 ドキッとした。

 「だってさぁ、するときになかなか脱がさないしぃ、ストッキングの感触を楽しむかのように触ったり、舐めたりしてくるじゃん」
 真実は悪戯っ子のように目を輝かせながら囁いてくる、
 「逆にストッキング脱ぐとあまり脚触らなくなるしぃ」
 「そんなこと…」
 そんなことないと言えなかった、そして恥ずかしくなり真実に視線を合わせられなくなってしまう。

 「昔の彼氏もさぁストッキング好きだったんだぁ、だから和哉も別に隠さなくてもいいしぃ」
 その真実の、その言葉が、和哉にとっては天使の囁きのように聞こえ、心も少し軽くなっていった。

 「実はさ、ストッキング好がきなんだ…」
 カミングアウトであった。

 「うん、和哉が喜ぶなら全然平気だよ」
 真実はそう言うと突然、ベッドサイドに脱ぎ捨ててあったストッキングを手に取り、穿き、和哉の前に立ち
 「どう?、これが好きなんでしょう」
 と、囁きながら和哉にキスをしてくる。

 「和哉の好きにしていいよ、もう一回しよ」 
 真実の股間に唇を這わせ、ストッキングのセンターシームを愛の蜜に濡れた割れ目に食い込ませると、ジワリとヌメリのある蜜液が溢れ出てくる。 

 「あんっ、んんっ」
 真実はすっかり興奮し、昂ぶっていた。
 実はさっきもう少しというところで先に和哉にイカれてしまい、物足りなさと、まだ疼きが続いていたのだった。
 そしてストッキングの繊維を通した和哉の唇と舌先がクリトリスを刺激してきて、快感が昂ぶってきていた。
  
 あぁ、クリがジンジンしてくる、たまらない…
  
 
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