この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シャイニーストッキング
第14章 絡まるストッキング8        部長佐々木ゆかり
 230 心の葛藤

 杉山くんだって男なんだから…

 もう出さないと、射精しないと治まりつかない状態にまでなっちゃているのよ…
 冷静なもう一人の自分が、そう言い詰めてきた。


『ヤらせちゃえばいいのよ…』
 再び、あの電話の会話が蘇ってくる。


 え、ヤらせるの…

 ヤらせちゃうの…

 かわいいからヤらせるの…

 その時である、突然脳裏に、大原本部長の顔が浮かび上がってきたのだ。

 まさか彼を裏切るの…
 健太の時もそうであった。

 この思いが…

 彼への裏切りが、裏切れないという強い想いから…
 なんとか口唇と手で射精させて、間一髪、切り抜けたのであった。


 最悪はまた、あの夜の、あの健太の時と同じようにすればいいんじゃないのか…

 口唇と手で優しくイカせてあげればいいんじゃないのか…


 果たして、それで、この今の杉山くんは納得するのかしら…
 すると、もう一人の自分が問うてきたのだ。

 えっ…

 アナタはこの前の夜、杉山くんと居酒屋で一緒に飲んだ夜に…

『ヤっちゃえばよかったのに…』
 と、まで云ったのよ…

 だから、その言葉のせいで、その言葉に推されて、杉山くんは開き直っている筈、いや、そうかもよ、間違いない…


 わたしはそう心の中で、もう一人の自分と葛藤していく…


 どうする…

 どうするの…

 どうしよう…

 
 そして、そんな想いを思い浮かべ、心の中で葛藤していたら…
「はい、へ、変態……っす……」
 と、すっかり昂ぶってきている杉山くんが、さっきのわたしの問い掛けにそう応えてきて、そして、昂ぶらせながら、わたしの舌を欲してグイッと肩を掴み、自分に唇を寄せてきたのだ。


 あっ、ヤバい……

 そして、その杉山くんの引き寄せに、わたしはカラダを簡単にグラつかせてしまい、わたしの左手が偶然にも彼の股間に触れてしまったのである。

 うわっ…

 す、すごい…

 そう、杉山くんの股間はまるで破裂してしまうのではないか…
 と、いう勢いで、熱く、固く、そしてチノパンをパンパンに、そしてカチカチに、膨らませていたのだ。

「うわっ、す、スゴっ…」
 思わず声が出てしまう。

 それはそうである…
 この激しい、熱いディープキスを交わしていて猛らない男なんている筈がない。

 ほら、どうするの…
 



/2803ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ