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シャイニーストッキング
第19章 もつれるストッキング3          常務取締役大原浩一
 188 今日の真の目的

「じゃあキミ達は今日は午後から出勤しなさい…
 そして永岡支社長からは何も言わせない様にしておくから」
 と、大原常務が二人に言い…
「そして、後の詳しい事は松下くんの指示に従って…」
 そう付け加える。

「は、はい、あ、ありがとうございます…」
 そしてわたしと大原常務達は彼ら二人を残し、新潟支社へと向かう為にタクシーに乗った。

「あ、なんか、予想外の展開になってしまったなぁ」
 ポツリと彼が言ってくる。

「え、あ、まあ、いいんじゃないんですかねぇ…
 これで完全に青山一也は手中に入れられましたし…
 思わぬ有資格者も見つかった訳ですし…」
「あぁ、うん、そうかな…」
「はい」
 と、わたしは力強く頷く。

「あ、そ、そうだ、彼女の件は…」
 すると彼が少し慌てたかの様にそう言いかけてきたから…

「いいえ大丈夫です、わたしが全部やって、あ、いや、手配しておきますから」
 と、彼の言葉を遮る様に、力強く言い切った。

「あ、う、うん、そ、そうか、うん、よろしく…」

「はい、大丈夫です、アナタ、あ、いやすいません、常務は気にせずにしっかりと、それよりも永岡支社長の事を…」
 そうわたしはそんな彼の…
『佐々木ゆかり準備室室長には自分から話そうか?』
 みたいな、彼なりの気遣いのつもりからなのだろう、そんな言葉をピシャリと遮り、逆に『永岡支社長を懲らしめろ』的な言葉を返した。

 すると…
「あ、うん、そうだな、そうだっ」
 と、彼にはそんなわたしの想いが伝わったようで、キッとした力強い目に変わり、そう頷いたのだ。

 元々は、この新潟出張の目的は青山一也を本社に戻すという視察という裏の目的があった…




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