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シャイニーストッキング
第8章 絡まるストッキング2 蒼井美冴
20 仕事の昂ぶり
「じゃあいってきます…」
わたしは保険会社のある汐留へと向かった。
SEの中島彩美さんによると、新しいネット型保険契約システムプログラムはかなり進展しているらしいのだ。
わたしが某大手旅行代理店時代に作ったネット型の旅行申し込み、販売システムの雛形が、かなり有効らしく、中島さんの作ったシステムプログラムとうまく融合して核心的なプログラムに変貌しつつあるらしいのである。
このシステムプログラムを今度はコールセンターシステムとうまく連携し、融合すれば、ゆかり部長が課長時代に提案した画期的なネット型契約システムの構築になるそうなのだ。
時代がようやく追いついてきていて、わたしとSEの中島さん、そしてゆかり部長の三人の融合によるシステムプログラムが完成をしそうなのである。
このシステムプログラムが完成してしまえば、この『新規事業計画プロジェクト』の8割は進むと見て間違いはないのであった。
そしてわたしのプログラムがこうしてカタチを変えて日の目を見ることが出来るのが嬉しくてたまらなかったのである。
昔のような仕事に対して、充実した気持ちになっていたのだ。
よかった、復活して…
復活し、昔の自分に戻り、そして更に進化する、この今の流れがとっても嬉しいし、楽しいのである。
気持ちがそんな意味でも昂ぶっていたのだ。
そして保険会社に着き、中島さんと合流をして仕事に没頭していくのである。
心地よい充実感であった、そしてそれは時間を忘れさせるのだ。
気づくと午後6時になっていた。
ブー、ブー、ブー、ブー…
そして健太くんからの着信である。
「はい、もしもし…」
その電話はやはり昼休みの時の食事お誘いであったのだ。
「行きましょうよ…」
「うーん…」
結局、断り切れなかったのである。
今日のこの中島さんとの仕事でのテンションの上がりがあったせいもある。
そしてもう一つ、大原本部長とゆかり部長の二人で本社人事部に行った、という事のせいもあったのだ。
今頃は打ち合わせも終わって二人で…
と、そんな嫉妬心的な想いもあったのである。
「今から汐留へ向かいますから…」
そう健太くんは言って、汐留に新しく出来た47階の高層ショッピングモールビル内のイタリアンレストランバーを指定してきたのだ。
「じゃあいってきます…」
わたしは保険会社のある汐留へと向かった。
SEの中島彩美さんによると、新しいネット型保険契約システムプログラムはかなり進展しているらしいのだ。
わたしが某大手旅行代理店時代に作ったネット型の旅行申し込み、販売システムの雛形が、かなり有効らしく、中島さんの作ったシステムプログラムとうまく融合して核心的なプログラムに変貌しつつあるらしいのである。
このシステムプログラムを今度はコールセンターシステムとうまく連携し、融合すれば、ゆかり部長が課長時代に提案した画期的なネット型契約システムの構築になるそうなのだ。
時代がようやく追いついてきていて、わたしとSEの中島さん、そしてゆかり部長の三人の融合によるシステムプログラムが完成をしそうなのである。
このシステムプログラムが完成してしまえば、この『新規事業計画プロジェクト』の8割は進むと見て間違いはないのであった。
そしてわたしのプログラムがこうしてカタチを変えて日の目を見ることが出来るのが嬉しくてたまらなかったのである。
昔のような仕事に対して、充実した気持ちになっていたのだ。
よかった、復活して…
復活し、昔の自分に戻り、そして更に進化する、この今の流れがとっても嬉しいし、楽しいのである。
気持ちがそんな意味でも昂ぶっていたのだ。
そして保険会社に着き、中島さんと合流をして仕事に没頭していくのである。
心地よい充実感であった、そしてそれは時間を忘れさせるのだ。
気づくと午後6時になっていた。
ブー、ブー、ブー、ブー…
そして健太くんからの着信である。
「はい、もしもし…」
その電話はやはり昼休みの時の食事お誘いであったのだ。
「行きましょうよ…」
「うーん…」
結局、断り切れなかったのである。
今日のこの中島さんとの仕事でのテンションの上がりがあったせいもある。
そしてもう一つ、大原本部長とゆかり部長の二人で本社人事部に行った、という事のせいもあったのだ。
今頃は打ち合わせも終わって二人で…
と、そんな嫉妬心的な想いもあったのである。
「今から汐留へ向かいますから…」
そう健太くんは言って、汐留に新しく出来た47階の高層ショッピングモールビル内のイタリアンレストランバーを指定してきたのだ。