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シャイニーストッキング
第11章 絡まるストッキング5 和哉と健太

9 姫の感謝
「あ、まぁ、それは勿論、やった方がよいとは思いますよ」
「やっぱりそうよねぇ…」
俺は急に、こんな事を訊いてくるゆかり姫が可愛く思えてしまうのだ。
「で、それって、やはり、今日がいいの」
「うーん、そうですねぇ…」
でも明日から長期休暇だし、みんな今夜予定とかもある人もいるかもしれないから…
「お盆休み開けでいいんじゃないんですかね…」
「そうなんだ…」
「あっ、はい、その辺りは、総合職であり、ゆかり部長の秘書代わりの俺と、越前屋に任せてくださいよっ」
俺はそう云った。
「えっそうなの、任せていいのっ?」
「もちろんですよ、全て段取りしますから、ゆかり部長は命令してくれればいいんですよぉ…」
そうなのである、全て任せて欲しいのだ、何しろ俺にとってはゆかり姫の命令は快感なのであるから…
「よかったわ、実は、ずっと悩んでたのよ…」
やはり、ゆかり姫は変わってきているのだ。
もう唯我独尊、天下無双ではないのかもしれない。
だが、それはそれで更にゆかり姫の魅力を高めるともいえるのである。
「ありがとうね、健太…」
初めて云われた。
ありがとうって…
心が震えてしまう。
そしてタクシーはコールセンター部に到着する。
「よしっ、仕事っ、仕事だ…」
俺はそんなゆかり姫の美しい後ろ姿を眺めて思うのである。
やはり、ここに入れて貰って正解だ…
しばらくはこのゆかり姫の元で頑張ろう…
俺は再び、お盆休みの旅行の悩みをすっかり忘れてしまったのである。
そして準備室に二人で戻る。
「ただいま、戻りました…」
「あっ、お帰りなさぁい、そういえばぁ…」
戻るとすぐに越前屋がゆかり姫、いや、ゆかり準備室長に話し掛けてくる。
そして俺は美冴さんを目で探す。
あっ、いた…
今朝よりかはかなり寝不足気味な表情は明るく戻っている。
そして相変わらず、俺にとっては魅惑的な魅力を溢れさせてきていた。
俺はすかさず携帯電話を取り出して、美冴さんにメールを送る。
『今夜、逢いたいです…』
回りくどい言葉はいらない、ストレートがよいのだ。
すると美冴さんはメールをチェックし、俺を見て
にっこりと微笑んでくれた…
「あ、まぁ、それは勿論、やった方がよいとは思いますよ」
「やっぱりそうよねぇ…」
俺は急に、こんな事を訊いてくるゆかり姫が可愛く思えてしまうのだ。
「で、それって、やはり、今日がいいの」
「うーん、そうですねぇ…」
でも明日から長期休暇だし、みんな今夜予定とかもある人もいるかもしれないから…
「お盆休み開けでいいんじゃないんですかね…」
「そうなんだ…」
「あっ、はい、その辺りは、総合職であり、ゆかり部長の秘書代わりの俺と、越前屋に任せてくださいよっ」
俺はそう云った。
「えっそうなの、任せていいのっ?」
「もちろんですよ、全て段取りしますから、ゆかり部長は命令してくれればいいんですよぉ…」
そうなのである、全て任せて欲しいのだ、何しろ俺にとってはゆかり姫の命令は快感なのであるから…
「よかったわ、実は、ずっと悩んでたのよ…」
やはり、ゆかり姫は変わってきているのだ。
もう唯我独尊、天下無双ではないのかもしれない。
だが、それはそれで更にゆかり姫の魅力を高めるともいえるのである。
「ありがとうね、健太…」
初めて云われた。
ありがとうって…
心が震えてしまう。
そしてタクシーはコールセンター部に到着する。
「よしっ、仕事っ、仕事だ…」
俺はそんなゆかり姫の美しい後ろ姿を眺めて思うのである。
やはり、ここに入れて貰って正解だ…
しばらくはこのゆかり姫の元で頑張ろう…
俺は再び、お盆休みの旅行の悩みをすっかり忘れてしまったのである。
そして準備室に二人で戻る。
「ただいま、戻りました…」
「あっ、お帰りなさぁい、そういえばぁ…」
戻るとすぐに越前屋がゆかり姫、いや、ゆかり準備室長に話し掛けてくる。
そして俺は美冴さんを目で探す。
あっ、いた…
今朝よりかはかなり寝不足気味な表情は明るく戻っている。
そして相変わらず、俺にとっては魅惑的な魅力を溢れさせてきていた。
俺はすかさず携帯電話を取り出して、美冴さんにメールを送る。
『今夜、逢いたいです…』
回りくどい言葉はいらない、ストレートがよいのだ。
すると美冴さんはメールをチェックし、俺を見て
にっこりと微笑んでくれた…

