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大魔女の遺言~子作りしないと出られない部屋に閉じ込められて~
第12章 初夜⑦
「なんて顔してんだよ。俺は……お前が気持ち良くなってくれて、すっげえ嬉しいのに」
口元が優しく緩むと、ピンっと彼女の額を軽く弾いた。
額を押さえ、もうっ、と言いながら、サラサも微笑む。
言葉が終わると同時に、布ずれの音が聞こえてきた。
彼が下半身の衣服を脱いだのだ。それに合わせてサラサも残っていた寝衣を脱ぎ去った。
何も身につけてない身体が、重なり合う。
「ほんと、柔らかいな、お前の身体……」
ぎゅっと抱きしめながら呟くと、零れた胸の膨らみを優しく包みながら笑う。
「それに細いな。ここばっか栄養がいってんじゃないのか?」
「きゃっ! そ、そんなこと、知らないしっ‼」
唇を尖らせ反論する。自分だって、好きで胸ばかり大きいわけじゃないのだ。
そんな彼女を愛おしそうに目を眇めながら、レイの手が腰のくびれを撫でた。
「……ほんと、細いよな。俺が壊してしまわないか……心配だな」
「壊れないわ。全部、受け止めるから……だからレイ……」
互いの熱が、高鳴る心音が、伝わってくる。
「もっと教えて? これから私がどうなるのかを……」
「……知ってるんじゃなかったのか?」
「知識と実際とじゃ、全然違う……から。だから、あなたに教えて欲しいの……全部」
口元が優しく緩むと、ピンっと彼女の額を軽く弾いた。
額を押さえ、もうっ、と言いながら、サラサも微笑む。
言葉が終わると同時に、布ずれの音が聞こえてきた。
彼が下半身の衣服を脱いだのだ。それに合わせてサラサも残っていた寝衣を脱ぎ去った。
何も身につけてない身体が、重なり合う。
「ほんと、柔らかいな、お前の身体……」
ぎゅっと抱きしめながら呟くと、零れた胸の膨らみを優しく包みながら笑う。
「それに細いな。ここばっか栄養がいってんじゃないのか?」
「きゃっ! そ、そんなこと、知らないしっ‼」
唇を尖らせ反論する。自分だって、好きで胸ばかり大きいわけじゃないのだ。
そんな彼女を愛おしそうに目を眇めながら、レイの手が腰のくびれを撫でた。
「……ほんと、細いよな。俺が壊してしまわないか……心配だな」
「壊れないわ。全部、受け止めるから……だからレイ……」
互いの熱が、高鳴る心音が、伝わってくる。
「もっと教えて? これから私がどうなるのかを……」
「……知ってるんじゃなかったのか?」
「知識と実際とじゃ、全然違う……から。だから、あなたに教えて欲しいの……全部」