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空の記憶~あなたと私と彼、それから~
第8章 第三話【波の音】 予感 
「子どもは元気か」
 幸はハッとして亮平を見た。亮平は繰り返す波を見ている。その視線は遠い。
「お前と子どものことは片時たりとも忘れたことはなかった。何故なんだろう、海の神さまは俺から大切なものをことごとく奪っていく。最初の妻も子どもも儚く亡くなった。そして、幸も俺から離れていった」
 それは先ほどの自棄(やけ)のような物言いではなかったが、限りない絶望に満ちていた。
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