この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
空の記憶~あなたと私と彼、それから~
第12章 第四話【縁~えにし~】 白き波の向こうに  
~白き波の向こうに~

 幸は一人、海岸を歩いていた。
 その手には撫子の花束がある。庭に咲いていたものを朝、摘んだのだ。亡き亮平が愛した花である。波打ち際まで来ると、薄紅色の可憐な花を力を込めて投げる。花たちは直に押し寄せた波に押し上げられ、水面に呑み込まれた。
/865ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ