この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
空の記憶~あなたと私と彼、それから~
第20章 番外編第三話【秘恋~背徳の恋~】 濁世の花 
 刹那、織部が光円を眩しげに見返した。今日も初夏の陽が小さな蓮池に降り注ぎ、緑の葉は眩しく照り映えている。光円は織部の視線を格別怪しみもしなかった。
「こうして庭に出て様々なものを眺めていると、心が洗われてゆくようです。私のいちばんの楽しみなのですよ」
 光円は応えると、しゃがみ込んだ。さほど大きくはない池だが、初夏の今は淡い黄色の睡蓮の花が無数に浮かんでいる。その様は、どこかこの世ならぬ美しさを醸し出している。
/865ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ