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空の記憶~あなたと私と彼、それから~
第4章 第一話【空の記憶】~真実~ 
 淡いブルーのドレスの色は、丁度、この海のようだ。父が町で一軒しかない仕立て屋に注文して、あつらえさせたドレスを、幸は宝物のように大切にしていたのだ。父も幸の白い肌に水色の地がよく似合うとドレスを身にまとう度、眼を細めて見つめていた。
 振り仰いだ空は、水平線と空の境目が判らないほどに蒼く澄み渡り、空と海が一つに溶け合っている。だが、幸が記憶を失う前の一瞬に見た空は、凶々しいほど暗かった。
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