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第10章 デビュー戦

「さあ、行きましょう」

リードを引っ張っている夫人、スケスケ下着で後手拘束されたみく、みくが脱がされたコートを持っている北条、ガードマン役の男性、のならびで4人がゆっくりと進む。

「いいですねえ～、セクシーランジェリーの奥様もいつも素敵だけど、このお嬢さんもいいですねえ～」

一番年上の50代の男性が夫人に話しかける。

「そうでしょう？　私が直接スカウトした期待の新人さんなのよ」

夫人が笑顔で答える。