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第5章 【ターニングポイント】

デビューして3年。
もうすぐ4年目にかかる。
世に出した作品は3作。
合間に読み切りも3作ほど。




デビュー作は借金返済の為に風俗に足を踏み入れる主人公を描ききった。
2作品目は戸籍謄本に乗っている顔も知らない父親と同姓同名の男を見つけて復讐の為に身体を売り、性に溺れながら男を破滅の道に導いていくリベンジストーリーを。




そして今描いているのは、昼間は銀行員、夜は仮面を被ったSM嬢に扮する2つの顔を持つ主人公、ケイコ。
不倫に藻掻きながらも鞭で虐げる日々。
そんな辛い現状から逃げ込むかのようにレズSMへの世界に。
そこで出逢ったSM嬢に心を奪われていくシーンまでは投稿済み。




SM嬢が他のSM嬢に調教されるなんてご法度の世界かしら？
私はそうは思わない。
Sに疲れてMになりたい時もあるもの。
全ては自分自身の糧になる。
求められる分求め返すのよ。
で、その出逢ったSM嬢も本当は不倫している上司の妻である事も頭の中では描いてる。




後は読み切りは時々合間を見て鍵山さんがぶっ込んでくる。




「タカラアキが描く女子高生の援助交際や近親相姦なんかも見てぇな」




アラサーに女子高生描けってか。
そんなん言われたら制服取り寄せて千景ちゃんに着せちゃうじゃんか。
そんな事もあったな。





「あ、あの、私もう25ですよ？恥ずかしいんでやめてくださいよ」




「え、30過ぎた私にケンカ売ってる？千景ちゃんが一番適任じゃん？じゃ、脱がしてくね、オッサンが良い？学校の先生が良い？」




「え……そんなの先生に決まってます」




「あらヤダ、可愛い……じゃ、保健室の先生に犯されちゃうってのはどう？勿論、相手は私をイメージして？」




「うっ……またレズものですか？」




「ん〜？作品は格好良い男の先生にしてあげる……でも今は女教師に犯されちゃうの……こうやってパンツ脱がして、カーテンで囲まれたベットの上で膝立たせて、オマンコ舐めるの」




説明しながら実際に舌で舐め回す。
ヤバい……ブレザーの千景ちゃん似合い過ぎててまた変なスイッチ入っちゃうの。
声抑えようとするけど私のクンニに震えてる。
スカート捲って舐めてるとこ見せつけたら自然と腰動かしてるのが可愛い。