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第5章 【ターニングポイント】

あぁ、そういう事ね。
ないない、ないよ。
私、誰にも執着しないから。
というより、誰かのモノになっちゃうと良いの描けない気がして。
セフレ絶ちは当分出来そうにない。
一時の性欲さえ処理させてもらえれば他は何も要求しない。




「私、そんな良い女じゃないよ？普通に漫画を第一に優先するし、こうして肌を重ねるのは私自身が欲しいって思った時だけ……そんな女でも良いの？」




「どっちの顔も僕だけが知っていたいです……僕にとってはとんでもなく良い女です、だから僕だけにして欲しい、独占…したいです」




「アハハ、とんでもないんだ？私」




グッとホールドして引き寄せ奥まで挿れさせる。
良いよ、そのままで。
私が動くからジッとしてて。




「あっ……すみません、止まってて」




「ん〜？良いよ、気持ち良いとこ自分で当てるからまだギンギンに勃ってて？イったらダメだよ？」




「………はいっ」




正常位されてる時、男の動きを止めて下から自分で腰振るの結構好きなんだよね。
支配してるつもりで居ても呆気なく立場は逆転する。
あぁ……心臓の音煩いな。
イキそうだから爆音じゃん。




「ハァハァハァハァ……悠さんっ」




「煩い、黙ってて、イクから…っ」




本当、こんな女の何処が良いわけ？
私の才能に圧倒されてるだけなんじゃない？
仕事してる時と今の顔、どちらも手に入れた気で居る？
そうね、そういう事にしといてあげる。
2人で居る時はたっぷり独占してね。
私も楽しませてもらうね。




「あっあっ…イク！」




「ぼっ僕も出ちゃいます、あぁっ…！」




同時に果てちゃって偉いね。
ちゃんと私がイクまで待てたね。
そして何より射精直後でもなかなか収まらない勃起に涎垂れちゃう私は更に上に乗っちゃうの。
まだまだイケる口ね？




「ハマってるよ、蓮のオチンチン……ずっと挿れてたい」




「僕も…ずっと挿入ってたい」




舌を出し合い絡ませて緩やかなピストンでもすぐにイっちゃう。
「またイクんですか？」ってちょっと生意気。
イかせてよ、ヘトヘトになるまで。




「壊して？蓮だけの特権あげる」