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ナカまで愛でてトロトロに溶かして
第7章 【譲れないもの】





「切っても切れない関係なんだ、俺とタカラアキは」





「タカラアキで居る間は100パーセント信頼してるし鍵山さんを越える人間は居ないって思ってます」




「うん、じゃ、セックスしよ」




「ちょ、ちょ、ちょ…!それでハイ、わかりました…とはならないでしょ」




「俺の事そんなに嫌?」




「………嫌じゃないけど」




「だったらもう限界」




「んんっ……待って…っ」




顎クイされて唇奪われたら逃げれない。




「描いてみろよ、フラフラしてる女……最高の女」




冗談言わないで。
アンチで炎上しちゃうでしょ。
この舌噛んであげても良いけど、やたら経験豊富な鍵山さんのテクに息があがってしまう。
ギュッと握りしめたジャケットの前襟も次第に力が抜けてって。




脚にきて崩れ落ちそうになる。
それをしなやかに支えながら上顎を攻めるのはズルい。
本気のキスだ。




「悪いけど、お前の尊敬してやまない担当者は悪い男みたいだ」




ギラギラしたその目線……嫌いじゃない。
ネクタイを外して投げ捨てた。
ジャケットも脚元に。
左脚の腿を私の脚の間に入れてきてオマンコに、そして自ら固くなったモノを擦り付けてきている。




「待って……今日は……」




「待てない、今から俺の匂い着けておくから」




これは一人の女として応えてあげるべきなんだろうけど。
TL漫画家のサガと言えば聞こえは良い。
私はただ、その先が知りたいの。
このまま流れに身を任せた結果を検証したくなる。
想像と現実は違う。




「傷ついても知らないよ?その辺の責任一切取らないゲスな女だけどそれでも良いならどうぞ」




「お前はゲスなんかじゃないよ、プロ意識持ってる、手に入れたくて仕方ない女だよ、もうどんな条件突きつけてきても抱くぞ?」




勢いよくお姫様抱っこされちゃった私は寝室へと連れて行かれる。




「ねぇ、ネームは?」




「バーカ、お前が最優先だよ」




ベットに寝かされすぐさま覆い被さってくる。
両手は押さえつけられたままで優しく口内を犯してくるの。
普通ならここで突き飛ばす?
やめて、と叫ぶ?




でも他の男の蜜も吸いたくない?
もう少し性に溺れたくなる。
その先の感情や劣情が知りたいの。







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