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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第29章 あらがい
「いっ・・やぁ・・・・・。」

大きな声をと思ったが、映見の叫びは曇った音で搾り出されただけだった。

いつの間にか、壁に押し付けられるように男の身体が覆いかぶさっていた。

男の膝が腹部を圧迫する。

(いやっ・・・いやっ・・・・いやっ・・・・・。)

声にならない。

心の中では必死で叫んでいるのに、肺に空気が入らないのだ。

「へへへへへっ・・・・。」

熱い息が耳元に吹きかかる。

汗と安物の整髪料の匂いが、むせ返るようだ。

「そう、そう・・・・。叫んだり、大きな声はNGだぜ・・・・。」

こういう行為に慣れているのか、男達は余裕ある態度で映見を囲いこむ。

茶髪の男はポケットからタバコを取り出すと、口に咥えたまま映見の顔をのぞきこむように近づいた。  

手にしたライターの火をつけ、おびえた瞳に映る炎をジッと見つめている。

「あっ・・・・ああぁっ・・・・。」

映見の膝はガクガクと震え、立っているのもやっとであった。

「怖いか・・・・?」

囁く声が恐怖をあおる。

「そうだよな、100円ライターだって、火傷するには十分だ・・・・。」

「ひっ・・・・。」

思わず目と閉じる映見を眺めながら、タバコに火をつけ、ゆっくりと煙を吐く。

普段はタバコを嫌う映見だったが、煙にむせることも忘れ、必死に耐えている。
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