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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第3章 抱擁
(キス・・・・している・・・・。)

カーテン越しだけど、直ぐに分かったんです。

私の肩を抱く裕君の腕が震えている。

「あふ・・・んっ・・・・・ああ・・・・ん・・・・。」

女の人の息づかいが聞こえてくる。

まるで私達に聞かせるように。

「愛しているよ、かおり・・・・。」

「ああ・・・私も・・・・あなた・・・。」

あの二人も夫婦みたい。

(ヤ・・・ダ・・・・。)

男の手がバストを揉みほぐしている。

細かい編み目模様のカーテンなのに、いやシースルーだからこそ返って一つ一つの仕草が鮮明に視界に飛び込んでくる。

「あっ・・・・あん・・・・・ああっ・・・。」

女の人、かなりバストが大きいみたい。

男の人の手が大きな動作で動いている。

「す、すごい・・・・。」

頭の上で裕君のかすれた声がした。

ジッとカーテン越しに見つめている。

(いやらしい・・・・。)

私は心の中で呟いた。

この頃の裕君は嫌い。

エッチな本は人前で平気で読むし、私をこんな所に連れ出したりして。

優しくて素敵な私の旦那様はどこへいってしまったのだろう。

「あぐぅっ・・・・ああ、ああっー・・・・・。」

女の声が一段と高くなった。

男の指がスカートの裾をまさぐっている。

「ふっふっふっ・・・・・。」

低い声が響く。

「こんなに濡れて・・・・グッショリだ・・・・。」

「ああ・・・・い、いやぁ・・・・。」

「感じているのかい?」

「ああ・・・・そ、そう・・・・ああ・・・・もっとぉ・・・・。」

二人、凄く大胆になっている。

目の前にまるで私達がいる事なんか忘れて。

(ち、違うわ・・・・・。)

そう、私達に聞こえるようにわざと大きな声を出しているんです。

「ああんっ・・・・いいっ・・・いいのぉ・・・。」

女の人、かなりスタイルがいいみたい。

広げられた足がスラリと長い。

めくれたスカートからパンティーが見えた。

その中で男の指が動いている。

「み、見られていると思うと・・・・凄く・・・・か、感じちゃうぅ。」

「ヤ、ヤダァ・・・・・。」

あからさまな言い方に私は思わず声を出してしまった。

裕君が私の顔を覗き込んできた。

真っ赤になっている顔、見られたかしら・・・。
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