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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第11章 裏切り
「ゆ、裕君・・・・・・。」

私の声はため息のように、か細く消えていった。

「ああっー・・・・あっあっあっ・・・・・。」

夫の変わり果てた姿に、理性が崩壊していた。

体中の力が奪われ、虚ろな視線を投げている。

「凄いっ・・・ああ・・・・す、凄いぃ・・・・。」

仰け反り悲鳴を上げる度に女の髪を掻きむしっている。

「ンフフフ・・・・・。」

時折、振り向く女の視線が絡みついてくる。

ズキンと心に突き刺さる。

(ひ、ひどい・・・・。)

嫉妬と憎しみが身体の奥底から沸き上がってくる。

(な、何なの・・・・この女・・・・。)

私の感情を逆撫でするように挑発してくる。

耳元までカーッと熱くなる。

(ゆ、許せない・・・・。)

人の夫を奪い、その妻の前で平然といやらしい行為をするなんて。

悔しさに唇を噛んだ。

(えっ・・・・?)

肩を抱く感触に顔を上げた。

男が、いた。

私の顔を見つめている。

「興奮するでしょう・・・・?」

「な、何を言うの・・・・?」

そのセリフにムッときた私は男を睨みつけた。

「申し訳ない・・・・。」

男は一瞬、たじろいだ表情をしたが直ぐに柔和な笑みを浮かべた。

「でも・・・・。」

言葉を繋いでいく。

「そう、これが・・・・スワッピング、夫婦交換、なんです・・・。」

低く優しい声。

(そう・・・だ・・・・。)

あの女は、この人の妻。

余りのショックで肝心な事を忘れていた。

今、自分の肩を抱いているのはあの憎むべき女の夫なんです。

(こ、この人達・・・・。)

一体、私達をどうするつもりなのかしら。

「今、あなたの旦那様と私のワイフが・・・・。」

諭すような口調で男は話していく。

「フェラチオ・・・オーラルセックスをしている。」

猥雑な単語が真剣な表情から漏れてくる。

当然というような落ち着いた態度。

私、視線を反らす事が出来なかった。

低い声が心に染み込んでくる。

まるで、催眠術のように。
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