この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第28章 不条理なプロローグ(第一部)
だが、不条理さと裏腹にスワッピングの、セックスの快感に引き込まれいく。

最初は嫉妬からだった。

愛する夫に裏切られ、ショックで頭が真っ白になってしまった。

孤独で狂いそうになった映見を、藤本は優しく包んでくれた。

巧みなリードと優しい言葉の嵐に、結婚後、倦怠感を抱く夫には無い新鮮さを感じた。

いつの間にかキスをしていた。

※※※※※※※※

(それから・・・・。)
思い出して顔を赤らめた。

(フェラチオ・・・・しちゃった・・・・。)

夫にさえ、したことが無かった汚らわしいと思い込んでいた行為を、初めて出会った見知らぬ中年に奉仕したのだ。

※※※※※※※※

『そうよ・・・・・ゆっくりと・・・・そう・・・・上手よ・・・・。』 

耳元でむず痒い声で囁く藤本の妻に、レッスンを受けながら愛撫を続けていた。

記憶が、途切れ途切れに切断されていく。

《わ、わたし・・・・。》

何をしているのだろう。

《どうして・・・・ここに・・・・?》

何度か浮かんでくる疑問を探るのだけど、直ぐに消えてしまう。

それはまるで夢の中の出来事のようで、何かフワフワとした感覚が映見を覆っていた。

『一杯飲み込んでごらんなさい・・・・そう・・・・もっと・・・そう・・・・。』

『んん・・・・・・・んっ・・・・・。』

命じられるまま唇を滑らせる。

『ぐぅっ・・・・。』

喉の奥まで達した熱い感触に眉をひそめた。

『大丈夫よ・・・・力を抜いて・・・・息は出来るから・・・。』

声の言う通りだった。

《本当・・・・苦しくない・・・・。》

嬉しくなって、一層奥まで飲み込んでいた。

生臭い味が口中に広がっていく。

ケダモノの匂いがする。

《おい・・・しい・・・・。》

素直にそう思った。

心が軽くなっていく。

/522ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ