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初めての体験は、自分の意識が
第1章 ような気がしてしまうので、もうあまり抵抗できないのだった。

スッと刃先が滑った。とおもったら次の瞬間、喉笛から鮮血が噴き出した。体が熱い。燃えるようだ。意識が遠のく。あぁ、死ぬのか……。そう思ったとき、声が聞こえてきた。「ご主人様! ご主人様! しっかりしてください!」「タマちゃん!」私は目を覚ました。目の前にタマちゃんの顔がある。心配そうな表情だ。「よかったぁ」「夢を見てたのね」「はい。すごく怖い夢でした」
「大丈夫よ。もう終わったから。これから神様の所に行きましょう」
身体が軽くなった。というより手足の感覚がまるでなかった。代わりに蛍光灯のような輪っかが頭上に灯っていた。タマちゃんの頭にも同じものがある。そして二人とも羽が生えていた。「あ、天使だ」と僕は言った。
「そうですよ。私はエンジェルです」
「あ、僕死んだんですか」
「死にました。おしまい」
(了)「やあやあ、こんにちは。ようこそ、僕の世界へ」
「ここはどこですか?」
「僕たちの世界です。僕の名はダ・ヴィンチ・コード」
「えっ? えっ?」
「僕たちはみんな、一冊のノートを持っているんだ」
「は?」
「ここに書かれていることは事実なんだけどね、本当は違うんだ」
「何が言いたいんですか?」
「この中には真実が書かれているんだ」
「えっ?」
「でもね、僕らはそれを信じていないんだ」
「えっ?」
「君は信じるかい?」
「えっと、意味がわかりません」「信じなければいいじゃないか」
「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや」
「大丈夫よ。もう終わったから。これから神様の所に行きましょう」
身体が軽くなった。というより手足の感覚がまるでなかった。代わりに蛍光灯のような輪っかが頭上に灯っていた。タマちゃんの頭にも同じものがある。そして二人とも羽が生えていた。「あ、天使だ」と僕は言った。
「そうですよ。私はエンジェルです」
「あ、僕死んだんですか」
「死にました。おしまい」
(了)「やあやあ、こんにちは。ようこそ、僕の世界へ」
「ここはどこですか?」
「僕たちの世界です。僕の名はダ・ヴィンチ・コード」
「えっ? えっ?」
「僕たちはみんな、一冊のノートを持っているんだ」
「は?」
「ここに書かれていることは事実なんだけどね、本当は違うんだ」
「何が言いたいんですか?」
「この中には真実が書かれているんだ」
「えっ?」
「でもね、僕らはそれを信じていないんだ」
「えっ?」
「君は信じるかい?」
「えっと、意味がわかりません」「信じなければいいじゃないか」
「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや」

