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第21章 快楽の果てに

「あぐぅー・・・・・あっ・・・あんっ・・・あんっ・・・あんっ・・・・。」

空いた左手の指を二本、響子のヴァギナに入れる。

舞と田島を囲むようにして響子、ひかる、美紀の美しい顔が踊っている。

「おおお・・・・さ、最高だ・・・・。」

田島は何度も同じセリフを吐いている。

逃亡生活も今夜で終わる。

いや、うまく逃げられたとしても、いつ捕まるとは限らない。

北朝鮮で、中国での安全の保障は何もないのだ。

そんな恐怖と闘ってきた三人は、ストレスで狂いそうだった。

そこへ突然、舞い込んできた美女四人。

男達の欲望は無垢な天使達を、ケダモノに変えてしまったのだ。

「ああん・・・・わ、わたしもぉ・・・・最高ぉ・・・・。」

太いコックに貫かれながら、舞も声を絞り出す。

七人の欲望が混ざり合い、溶けていく。

元AV監督としてこれほどの喜び、充実感を味わった事は、かつて一度もなかった。

「ああっー・・・いいっいいっ・・・・・死ぬっ・・・死ぬぅ・・・・。」

再びタカのコックに貫かれる響子が、歓喜に咽びながら絶叫している。

「ふふふ・・・・。」

田島は、思わず笑みを漏らした。

（俺も・・・・・もういつ、死んでもいいぜ・・・・。）