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「調教合宿-淫乱課外授業」~さあ、レッスンを始めましょう
第3章 稲妻
『キャッー・・・・。』

少女達の声が森の中を駆け巡った。

二度三度鳴る轟音は閃光と共に強烈に響いている。

「キャッ・・・・。」

ようやく追いついた響子も、恐ろしさに耳を塞いでしゃがんでしまった。

『キャッー・・・・。』

再び強い雷が鳴ると四人の声は叫びとなり、何度も重なった。

やがて雨が数滴、落ちてきた。

「せ、せんせいぃ・・・・。」

舞が泣きそうな声を震わせている。

「だ、大丈夫よ・・・・。」

何とか力づけようとする響子だったが、降り出す雨に途方にくれてしまった。

雨雲で薄暗くなった森は視界が霞み、今何処にいるかさえ判断がつかなかった。

調子に乗って森の奥深く歩いている内に、道に迷ってしまったらしい。

生まれ故郷とはいえ、開発されたリゾート地は全く地理感がつかめない。

「と、兎に角・・・・何処か、雨宿り出来る所を探しましょう。」

細い雨が降りしきる中、四人は当ても無く森をさ迷っていた。

「あっ・・・あれ・・・・家じゃない?」

ひかるが指をさした方角を見ると、グレーの屋根が薄いシルエットを見せていた。

近づいてみると果たしてそれは家だった。
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