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体育館裏の木陰
第1章 二人の乙女の独白を聞いていたボクは思わず絶句してしまった
と、この時思った。そして私は思った。(この人についていこう)と。この人のそばにいたい。この人が愛しい。この人とずっと一緒に居たい。この人を自分の物にしたい。この人を誰にも渡したくない。この人を独り占めにしたい。この人を自分だけのものにしたい。この人を私の色に染め上げてしまいたい。この人を私でいっぱいにして、私無しでは生きていけないようにして、私だけを見ているようにしてしまいたい。私だけに心を開いて、私以外の人は目に入らないくらい依存させて、私以外見えなくさせてしまいたい。その為に一歩踏み出そう。学校を辞めて結婚しよう。この人の子供を産むんだ。この人の子供が産みたい。この人との間に子供がほしい。そして幸せな家庭を築き上げるんだ。
(そんな決意を胸に秘めていた。)
☆★☆★
(沙世子の回想終わり)
(玲の回想)
(沙世子の回想)「そういうことだったのね……、あなたたち姉妹は……」
「えぇ、そうよ」
「それで?あなたたちは一体どういうつもりなのかしら?そんなくだらない理由で私の人生をめちゃくちゃにするつもり?」
「そうよ」
「そうよって、ふざけないでちょうだい!私は人形じゃない!」
気づいたら手が出ていた。姉の方が吹っ飛び、壁に激突した。何かがぼきっと折れる音がして白目を剥く。揺り起こすと心臓が停まっていた。慌てて蘇生術を施した。
「……はっ!はあっ、はっ、」
「あなた!何やってるの!?」
「うるさい!お前らのせいで私の人生めっちゃくちゃだ!私の人生返せ!私の居場所を奪わないで!」
妹の手を払いのける。しかし腕をつかまれ、捻じ曲げられた。ごきごきっと腕の骨が折れた。激痛で気が遠くなる。「動かないでよ。あーもしもし、警察ですか?殺人事件です」「はっ、はっ、はっ、はっ」
「あなたが悪いのよ?わかってる?あなたが死ねば良かったのに」
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、」
「あなたが死ねばよかったのに」
「うるさい!」
渾身の力を込めて足を振り上げる。膝が妹の方の子宮付近に命中した。ギャッと悲鳴が上がりスマホを落とす。
それを奪って自分の制服で指紋をぬぐい取った。「もしもし?もしもし?」電話口で警察が何か言ってるがガチャ切りした。
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