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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第7章 悪人(第二部)
「本当っに、最低ですよねぇ?」
いつもの甘えるような声で見つめたのだが、ボンヤリとして反応しない涼子に、理恵は今日何度目かの溜息をついた。

「もう・・・涼子様ったらっ・・・。」

あきらめて消え入る程の声で俯いた時に、ようやく涼子は我に返った。

「ご、ごめんなさい。何だっけ・・・?」

涼子は顔が真っ赤になったのを隠すように、コーヒーカップを口に含んだ。

又、熱いものが込上げてくる。

理恵と飲むコーヒーは、何故か違う味がした。

まるで酒のように、飲む程に熱くなる。

大きな瞳で見つめられる度に、胸の鼓動が早くなる。

涼子は明らかに意識していた。

あの日、初めて自分をイタズラして昇ってから理恵に会う度に、味わう興奮が倍増した気がするのであった。

初めての自慰行為の中、理恵の顔が浮かんだ。

みだらに自分を犯しながら、理恵も一緒に犯していたのだ。

メール写真の女の顔に、涼子と理恵の顔を重ねてしまった。

『お前は淫乱なマゾだ。』

メールのフレーズに感じていた。

涼子にとって、最大の屈辱であった。

悪質なイタズラの罠に、まんまと落ちたのだ。

自分はこんなにも軽薄で淫乱であったのか。

初めての経験の後、涼子は自分の戸惑いとプライドの中でのたうちまわっていたのだ。

何とか、自分を厳しく押えていたのに先週、理恵と会った日に再び自分を犯してしまった。

おぞましい体験を忘れるため、メールのデータは全て消却したのに。

タイミングを計ったように、理恵と別れた後にメールが届いたのだ。

もう二度とするまいと誓ったのに。

しかし、強烈なポーズが次々と連続で送られてきて、涼子の身体は反応してしまった。
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