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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第11章 フラッシュバック
「こ、こんな・・・地獄だわ・・・。」

心の叫びは水音にかき消されていく。

次々と湧き出る欲望を、涼子は絞り出す。

涼子の両手は白い蛇に変身し、自分の身体を蹂躙していく。

「ああああっ・・・こ、こんなのい、いやぁ・・あああ・・・。もっと、もっと欲しいのぉ・・・。」

閃光が涼子を襲う。

断片的なシーンが、ネガフィルムのように視界に飛び込んでくる。

暗転した世界に、白いシルエットの女が踊る。 

「あの日」、理恵の部屋で何が起こったのだろうか。

まだ唇に柔らかい感触が残っている。

柔らかかった。

ただ、それだけは覚えている。

そこから先は深く白い闇が、涼子の記憶を包んで消していた。

断片的なシーンだけが、フラッシュバックのように襲ってくる。

理恵とのキス。
髪の香り。

熱い頬。
甘い吐息。

それ以外は思い出せなかった。

しかし・・・。

※※※※※※※※※

「あの日」の翌日、家に帰って隠しておいた山岡の誓約書を確認しようと見た時、他の大量の写真も同時に目に入った。

(いやらしい・・・。)

涼子の合成写真。

精巧に作られ本物のようだ。

涼子が犯されていた。

見知らぬ男に恥ずかしい姿で。

性器がクッキリと見えている。

『ああっ・・・はっあっあっはっ・・・。』

息遣いが聞こえてくる。

まるでした事があるように、涼子の記憶から声が出されてくる。
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