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VRの罠(汚された愛と勇気の戦士達)
第19章 処女の痛み
「愛・・・・愛ぃ・・・・。」
男の目から涙が溢れていた。
離したくない。
美しい天使をずっと抱いていたい。
だが、それはかなわぬ夢だ。
愛は15歳の少女なのだ。
夢から覚め、事実を知れば発狂する程に驚くだろう。
記憶を消さなければいけない。
外したゴーグルを再び装着し、記憶除去のスイッチを入れるのだ。
それで愛が味わった、おぞましい体験の記憶は全て消える。
野島の姿も忘れてしまうのだ。
「あああっ・・・・ま、またぁ・・・愛・・・愛もぉ・・・。」
愛は男の首筋に熱い息をかけながら、声を絞り出していく。
「ぼ、僕も・・・・一緒に・・・・愛・・・・一緒に・・・いこう・・・。」
男はようやく引き金を引く決心をした。
あくまで徹として、愛と結ばれよう。
そして、冴えない中年男は消えていくのだ。
愛の髪をかきあげる。
「嬉しいっ・・・・一緒ね・・・・ああ・・・・私たち・・・・。」
その指を強く握り返す。
「愛しているよ・・・・ああ・・・いくよ・・・愛・・・・。」
「ああ・・・私もぉ・・・ああんっ・・・あんっ・・あんっ・・・いくっ・・いくっ・・・。」
うなりを上げるモーターのように、ヒートアップしていく。
男の目から涙が溢れていた。
離したくない。
美しい天使をずっと抱いていたい。
だが、それはかなわぬ夢だ。
愛は15歳の少女なのだ。
夢から覚め、事実を知れば発狂する程に驚くだろう。
記憶を消さなければいけない。
外したゴーグルを再び装着し、記憶除去のスイッチを入れるのだ。
それで愛が味わった、おぞましい体験の記憶は全て消える。
野島の姿も忘れてしまうのだ。
「あああっ・・・・ま、またぁ・・・愛・・・愛もぉ・・・。」
愛は男の首筋に熱い息をかけながら、声を絞り出していく。
「ぼ、僕も・・・・一緒に・・・・愛・・・・一緒に・・・いこう・・・。」
男はようやく引き金を引く決心をした。
あくまで徹として、愛と結ばれよう。
そして、冴えない中年男は消えていくのだ。
愛の髪をかきあげる。
「嬉しいっ・・・・一緒ね・・・・ああ・・・・私たち・・・・。」
その指を強く握り返す。
「愛しているよ・・・・ああ・・・いくよ・・・愛・・・・。」
「ああ・・・私もぉ・・・ああんっ・・・あんっ・・あんっ・・・いくっ・・いくっ・・・。」
うなりを上げるモーターのように、ヒートアップしていく。