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あなたが消えない
第20章 永遠の二人
床に耳をまた引っ付けて、また翔の声を想い出す。

食事を取りながら、翔と食事をした事を想い出しながら、食事をする。

お風呂に入りながら、翔と身体を洗い合って、湯船で湯を掛け合った事を想い出す。

眠りに付く時は、翔に抱き締めてもらった時のぬくもりを想い出しながら、ゆっくりと眠る。

夢の中で翔が現れたなら、私は素直に翔に甘える。

キスをして、セックスをする。

目が覚めて、身体にエッチな感覚が残っていたなら、自慰行為で翔の指先を想い出しながら触る。

翔の強くて、熱くて、硬くなったアレが、私の体内に入っている感覚を想い出して、キモチよくなって何度も快感を得る。

それでも、耐えられないならば、深夜の2時に101号室の扉に触れに行く。

それでも、尚耐えられないならば、翔を想い出して泣く。

私の身体は翔の身体。

私の感覚は翔の感覚。

私には、もう翔の人格が入り込んでいて。

翔が好き過ぎて…おかしくなっている。

私は永津 翔に取り憑かれている。

いや、もう一人の中の私は永津 翔になりつつある。

この部屋で、私は永津 翔と二人で住んでいるような感覚になっていっていた。
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