この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたが消えない
第13章 あなたの全てが欲しいのに
「ごめん、優しくするよ」

ゆっくりマッサージするように、胸を揉みほぐしては、立ってしまった乳首を優しく摘まみ上げる。

「…あぁん…んっ…」

その刺激に声が漏れてしまった。

私って、本当に単純。

「もっと声出して、いいんだよ?」

耳元で囁く。

「足りない?」

そう言いながら、翔の指先は滑るように下って、股先の奥へと入り込み、アレを探りあてる。

「見~付けた」

人差し指の先端が、小さく尖ったアレをかすめた。

「…あぁんっ!」

声を上げて、よろめいた。

「敏感なんだ、やっぱりここ」

ゆっくりと指先を動かされて、私は腰が砕けてしまうくらいだった。

クチュクチュと、いやらしい音がお風呂場の中で響く。

何度もよろめく私を、翔は支えてくれた。

「…はぁ…はぁ…はぁ…あぁっ…んっ…んっ…んんっ…」

翔の指先の動きが、目に入るとより一層快感が襲う。

その度に、翔は後ろから顔を前へと覗かせて、私の顔を見てくる。

だから、私は求めてくる視線に合わせて横目で、

「あんっ…翔、キモチイイ…」

と、腰を動かしながら答える。

「だろうね、翼イイ顔してるから」

そこばかり摩擦されて、今度は別の場所がこらえきれなくなって、翔のが欲しいとピクピクする。

翔のがとっくに硬くなって、私のお尻の間に突き刺さるのが分かる。

分かっているから私は、お尻をそれに擦る。

「翼…愛してるよ…」

違うの。

そんな言葉が欲しい訳じゃないの。

翔は片方の手で乳首をクリクリと摘まみながら、首筋に口唇と舌先で愛撫する。

「あん、あん、あん…」

身体をくねらせて、腰を動かしながら、私は片手で、翔の熱く張りつめたモノをグッと掴んだ。

「翔、欲しい…これ欲しいよ…ダメ?…」

私は精一杯甘えた声で言ってみた。

「まだ、ダメだ」

予想通り拒否された。

翔はいつも、私からおねだりすると焦らすように拒否をする。

「だってさぁ、翼まだイッてないだろぉ?」

また覗き込み、私と意地悪に視線を合わせるから、その目でまた、キュッと疼いてしまう。
/145ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ