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近くて遠い
第24章 究極の選択
────────…

「助けてっ」



揺れるベッドの上で叫んだ真希の肩を光瑠はしっかりと掴んだ。



「大丈夫だ」



明け方、真希を起こさぬよう部屋を出ようとしたそのとき、グラッと床が揺れ出した。


地震か……



咄嗟に真希の眠るベッドに行くと、真希は顔を歪ませて唸っていた。



「光瑠さんっ…?」


「地震だ。」


パチッと突然目を開けた真希に光瑠はそれだけ言うと、大きな身体で真希を守るように覆い被さりながら、頭上を見た。



「…地震っ?」



「あぁ、もう静まる。」



寝起きで掠れた真希の声に答えて、しばらくじっとしていると、だんだんと揺れが収まっていった。



「大したことはなかったな。」



光瑠はそれだけ言うと、余震に備えて部屋の扉を開けに真希から離れた。




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