パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第42章 愛すこと、愛されること

「もっと…っ…もっと近くにいたいっ……」


私はまだ荒い息のまま光瑠さんに必死に伝えた。


力一杯抱き締め返してくれる光瑠さん…


あぁ…


もう堪らなく好きだ──



「真希……愛してる…」



低い声が心地良くて安心する。




渦巻いていた不安が一気に消えて行く…



光瑠さんは私を見つめると、ゆっくりと服を脱いでいった。



その色気に溢れた仕草に目が釘付けになる。



現れた逞しい身体…




でも少しだけ、痩せたかも知れない…


そんなことを思いながら、私は光瑠さんの胸に手をあてた。



肌と肌の感触…


直接に感じる温もりと、速すぎる鼓動…



「真希っ……もうっ……」



苦しげな光瑠さん。


私は首に腕を巻き付けた。


「来てください……っ力一杯抱き締めてっ…」



「っ…」



もう十分過ぎるほどに濡れたそこに、大きく反りたった光瑠さんのそれがあてがわれた。



「あまり煽るなっ……優しくできないっ…」




光瑠さんはそう言いながら、グッと勢いよく腰を沈めた。



「あぁっ…！」



「──……くっ……！」