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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第3章 キスの味
「本当に送っていかなくていいのか・・・?」
「うん、大丈夫・・・・今日は早朝練習があるから・・・」
圭子はショルダーバックを肩から下げながら言った。
「いっけなーい、もうこんな時間・・・・いってきまーす」
腕時計を見ると、慌てて玄関から出ていった。
いつもは晴彦の車に同乗し、学校まで送ってもらうのだが今日は時間が早いので電車で行くつもりだった。
頬を両手で押えながら、足早に駆けて行く。
「もう、やんなっちゃう・・・・」
圭子は赤くなった顔が中々元に戻らなくて焦っていた。
父にからかわれたせいなのだが、それにしても異常だった。
胸がドキドキしたまま、おさまらないのだ。
「どうしちゃったのかしら・・・?」
家の門をくぐり、通りに出ると走るのをやめて歩きだした。
しばらくすると家の方に振り返り、小さく呟いた。
「まだ・・・恋人じゃないもん・・・・」
少年の笑顔が脳裏に浮かんだ。
「マモル君・・・・」
再び少女の頬が赤く染まる。
今の圭子にとってかけがえの無い存在であった。
「うん、大丈夫・・・・今日は早朝練習があるから・・・」
圭子はショルダーバックを肩から下げながら言った。
「いっけなーい、もうこんな時間・・・・いってきまーす」
腕時計を見ると、慌てて玄関から出ていった。
いつもは晴彦の車に同乗し、学校まで送ってもらうのだが今日は時間が早いので電車で行くつもりだった。
頬を両手で押えながら、足早に駆けて行く。
「もう、やんなっちゃう・・・・」
圭子は赤くなった顔が中々元に戻らなくて焦っていた。
父にからかわれたせいなのだが、それにしても異常だった。
胸がドキドキしたまま、おさまらないのだ。
「どうしちゃったのかしら・・・?」
家の門をくぐり、通りに出ると走るのをやめて歩きだした。
しばらくすると家の方に振り返り、小さく呟いた。
「まだ・・・恋人じゃないもん・・・・」
少年の笑顔が脳裏に浮かんだ。
「マモル君・・・・」
再び少女の頬が赤く染まる。
今の圭子にとってかけがえの無い存在であった。