この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第32章 思い出づくり
俯きながら後をついてくる香奈子を、竹内は背中越しに感じていた。
「クククッ・・・」
その顔は不気味な影を作りながら、邪悪な笑みを浮かべている。
(あと、少しだな・・・・)
確かな手ごたえを感じていた。
逃げようと思えば出来る筈である。
拒否して帰ればいい。
それをしないということは、香奈子も望んでいるという事ではないか。
トドメに薬を入れたカクテルを飲ませようとして、うまくいかなかったが、もうその必要もないらしい。
喪服に身を包んでやってきた威勢が良かった態度も、メガネを外して睨んだだけで、射すくめられたウサギのように大人しくなってしまった。
やはり、昨日の激しいセックスは香奈子に強烈な余韻を残したのだろう。
一度味わった官能は消えるどころか、更に増幅して潜在意識に植え付けられたに違いない。
何人もの女をSM調教してきた竹内は、そんな気持ちの変化が手に取るように分かった。
今、気持ちは揺れ動きながらも、心の片隅で再び犯される事を願っている筈である。
「クククッ・・・」
その顔は不気味な影を作りながら、邪悪な笑みを浮かべている。
(あと、少しだな・・・・)
確かな手ごたえを感じていた。
逃げようと思えば出来る筈である。
拒否して帰ればいい。
それをしないということは、香奈子も望んでいるという事ではないか。
トドメに薬を入れたカクテルを飲ませようとして、うまくいかなかったが、もうその必要もないらしい。
喪服に身を包んでやってきた威勢が良かった態度も、メガネを外して睨んだだけで、射すくめられたウサギのように大人しくなってしまった。
やはり、昨日の激しいセックスは香奈子に強烈な余韻を残したのだろう。
一度味わった官能は消えるどころか、更に増幅して潜在意識に植え付けられたに違いない。
何人もの女をSM調教してきた竹内は、そんな気持ちの変化が手に取るように分かった。
今、気持ちは揺れ動きながらも、心の片隅で再び犯される事を願っている筈である。