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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第33章 調教
震える指がボタンを外すと黒いスカートがパサリと床に落ちた。

同じ色のツーピースのブラウスも脇に脱ぎ捨てられている。

寒々とした感触が、香奈子に自分が何をしようとしているのかを自覚させる。

「はあぁ・・・」

ためらう表情は、両手を胸元で止めたまま吐息を漏らしている。

「さあ、どうした・・・脱げよ・・・」

低い声が促すと、おずおずと背中のホックを外し始めた。

恥ずかしさに俯いた顔は赤く染まり、細い肩先が微かに震えている。

ブラジャーを取ると、豊満なバストが弾けるように現れた。

「ほう・・・・」

竹内の顔がニヤリと歪んだ。

改めて見る香奈子のプロポーションは、感嘆に値するものであった。

くびれたウエスト、キュッと引き締まったヒップ、どれをとっても一級品でとても高校生の娘を持つ母とは思えない。

昨日、散々味わい尽くした筈なのに、十七年間想い続けた天使は竹内の夢を壊すどころか新鮮な欲情を湧き上がらせてくれる。

(まったく、いい女だぜ・・・)

染み一つない白い肌は興奮しているのか、ほんのり赤く染まり豊かなバストの陰影を強く見せていた。

(香奈子・・・・)

これが全て自分のものになるかと思うと、叫び出したい程の幸せを感じるのである。
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