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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第7章 折り返しの風景
ガクンと列車が止まると、人の波がいっせいに動き出した。
終点に停車した車内で、圭子はジッとたたずんだまま呆然としていたのだ。
暫くすると、チラホラ乗客が乗り込み列車は動き出した。
圭子は、そのまま折り返し電車で反対方向に戻っている事に気づかないでいた。
車内のアナウンスが到着駅を告げると、ようやく我に返ったのか少女はキョロキョロと辺りを見回した。
「わ、わたし・・・何を・・・・?」
フラフラする頭の中を整理しようとするのだが、中々思考が定まらなかった。
駅に停車して再び列車が動き出した頃、徐々に記憶が戻り出してきた。
足元にあるショルダーバックを無意識に拾い上げ肩にさげると、ブラウスから白い肌がはみ出した。
「ああっ・・・」
少女は慌てて胸を押さえた。
恥ずかしさに首筋が赤く染まっている。
振り返り、人が見ていない事を確かめると、急いで衣服の乱れを直し始めた。
スカートの中に手を入れ、知った事実に愕然とした。
(そ、そんな・・・)
記憶が津波のように押し寄せてくる。
アナウンスが停車する駅を告げ、徐々にスピードを落としていった。
終点に停車した車内で、圭子はジッとたたずんだまま呆然としていたのだ。
暫くすると、チラホラ乗客が乗り込み列車は動き出した。
圭子は、そのまま折り返し電車で反対方向に戻っている事に気づかないでいた。
車内のアナウンスが到着駅を告げると、ようやく我に返ったのか少女はキョロキョロと辺りを見回した。
「わ、わたし・・・何を・・・・?」
フラフラする頭の中を整理しようとするのだが、中々思考が定まらなかった。
駅に停車して再び列車が動き出した頃、徐々に記憶が戻り出してきた。
足元にあるショルダーバックを無意識に拾い上げ肩にさげると、ブラウスから白い肌がはみ出した。
「ああっ・・・」
少女は慌てて胸を押さえた。
恥ずかしさに首筋が赤く染まっている。
振り返り、人が見ていない事を確かめると、急いで衣服の乱れを直し始めた。
スカートの中に手を入れ、知った事実に愕然とした。
(そ、そんな・・・)
記憶が津波のように押し寄せてくる。
アナウンスが停車する駅を告げ、徐々にスピードを落としていった。