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look at me×ミナイデ
第6章 ネタミマス
登り詰めることに集中している未那は、砂を踏みしめる音が近づいてきたことに気づかない。

「あうッ…い、イくぅッ!」

「大丈夫かい、伊出さん?」

相馬が岩の陰から顔を覗かせたのは、仰け反ってビクビクッと躰を痙攣させた未那がしゃがみ込んだ直後だった。

「は…ぁ…相馬君…」

自分を見上げる未那の潤んだ瞳に、相馬はクラクラして我を忘れた。




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