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幼なじみとSEX×5 〜ダメだとわかりながら抗えないカラダ〜
第5章 【Chapter5/蝕まれていくカラダ】
「うん、熱下がったね、良かった」
「紘子、朝ごはん作ってくれてるの?」
「あ、シャワー借りたよ?これ作ったら一旦帰って着替えてから出社するから皆にそう伝えてて」
火を止めてお皿に移そうとしたら後ろから優しくハグされて。
「嬉しい……ありがとう、紘子」
「ん、なに?これくらい普通でしょ」
「また拒絶されたらどうしようかと思った」
フライパンもフライ返しも置いて振り返る。
不安だったんだ?
最初は責めちゃったもんね。
有り得ない状況を受け止めきれずキャパオーバーして距離を取ろうとした。
そうね、本当は今もそうしなきゃならないのかも知れないけど。
「興奮したんでしょ?昨日の私に」
「…………うん」
「だったらもう何も言わないよ、私も………気持ち良かったし」
最後の語尾は声が小さくなった。
ギュッと抱き締めてキスされて、私からもキスの返しをして。
「こら、京ちゃんもシャワー浴びないと……今日は会社行くんでしょ?」
Tシャツの中に忍び込む手を止めて京ちゃんの下唇を甘噛みしてキスも止めた。
「うん、でもあともうちょっと……」
「はぁん………私が遅れちゃう」
「ごめん、じゃ、あとキスもう1回…」
「んふふ、わかった…」
たっぷりキスをしてシャワーを浴びさせる。
その間皆の朝食を用意して昨日の服に着替えた。
そしたらお尻を触る手にびっくりして。
寝てると思ってた透真くんだった。
「ちょ、どこ触ってんのよ」
「……ん?そこにお尻があったから」
「まだ寝惚けてる?一旦帰るね?」
「送るよ、家まで」
「え?大丈夫、バス出てるし電車でも間に合うから」
「ダメ、送らせて、それだけはちゃんとさせて」
寝起きなのに一向に譲らない様子。
大事な紘子なんだから…と言われたら甘えるしかない。
急いで着替えてくれてキーを持った。
あの、やっぱり、うん、そうだよね。
送ってくれるのはよく目立つポルシェ。
朝に見ると改めて凄い車だなって思う。
京ちゃんともバイバイして透真くんに送ってもらった。
家には着替えに帰るだけだからまたすぐ会社に向かう。