この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幼なじみとSEX×5 〜ダメだとわかりながら抗えないカラダ〜
第6章 【Chapter6/理想のラブドール】
「ごめん……意地悪してごめんね、紘子」
ぐったりする私を抱き締めて精子着いたままの唇を重ねてくる。
約束するね…?京ちゃんの精子しか受け止めないって。
疲れて寝てしまったのかな。
気が付くと京ちゃんに膝枕されていて、もう車は走り出していた。
運転はいっくんで、助手席にカズくんが乗っている。
「まだ寝てて良いよ、着いたら起こすね」
「ん………ありがと」
車内に流れる懐かしい音楽と少しだけ香る海の風に心地良さを感じて、また眠りについた。
「紘子、起きて」と起こされたらもう旅館の駐車場だった。
出迎えてくれた支配人と女将さんに荷物を預け、部屋まで案内してもらう。
お客様とはいえ、ちょっと変わったグループだと思われてそう。
「食事は6名とお伺いしておりますが」
「はい、あと2人、夕方には到着すると思うんで6名分で宜しくお願いします」
京ちゃんが淡々と説明していて、温泉の説明も受け、広い部屋に4人ポツリとなった。
部屋にも露天風呂がついていて源泉かけ流し。
檜の丸いお風呂だ。
写真で見ていた通りの間取りに私一人がテンション上がってる。
「ねぇ、オーシャンビューだよ!夕日時とかめちゃくちゃ綺麗だろうね」
「じゃ、その時一緒に入ろうか」といっくんが後ろからハグしてきた。
それを上手くすり抜けて携帯触ってた京ちゃんに後ろから抱き着いた。
「京ちゃんと入る…」
なんて言ったらどんな反応が返ってくるんだろう。
振り返ってポンポン…と頭撫でられて
「俺が全部洗ってあげる」って優しく笑うの。
イチャイチャする私たちに面白くなさそうな2人。
「紘子、透真くんたち来る前に散策しに行こうぜ」
カズくんの一言で温泉街を歩く事にした。
地元では味わえない非日常な空間で私と京ちゃん、いっくん、カズくんは色んなお店を巡り、写真を撮り合った。
「紘子、俺とも撮ろう?」とツーショットでいっくんやカズくんが頬を寄せてくる。
撮り終わるとすぐに京ちゃんが私の手を引く。
腰に手を回して、まるで「紘子は俺のだから」って牽制しているような。