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恵子の花びら ~淫母・恵子~
第2章 「穢された下着…」
それはまた私を悩ますには十分な出来事でした。

(動いてる…。)

脱いだ下着と、着替えに用意していた下着が両方とも動いていました。

無造作に置いたように見せて、実は誰かが触ったらすぐにわかるようにしていました。

(両方とも、間違いなく、動いてる…。)

下着が自然に動くことはありえません。

(やっぱり…、ゆうちゃんが…。)

今までは、気のせい、と思うようにしてきました。

しかし、今日で確信に変わりました。

後は、息子がどんな気持ちで悪戯しているか、ということです。

その日から毎日のように、罠、を仕掛けました。

クローゼットの中の下着や、入浴中に用意した下着には、動かしたらわかるように目印を付けました。

それともう一つ、息子の部屋にも仕掛けをします。

息子の着替えが入っているクローゼットの中に私のショーツを紛れ込ませました。

お洗濯物をしまう時、間違って紛れ込んだようにシャツの間に挟み込みました。

息子が好んで着るシャツなので、すぐに気付くはずでした。

しかし、1週間が経過しても息子からの自己申告はありません。

罠を仕掛けた下着も毎日のように動いた後を残していました。

(どうしよう…。)

日を重ねる毎に、母として、女としての葛藤が増えていきました。

仕事中や家族で会話しているときなどは冷静な思考が強まります。

(やっぱり、やめるようにさせないと…。)

けど、下着が悪戯された後を見ると、女としての気持ちが強くなります。

(もう知らないフリをずっと続けようかな…。)

そう思いながら更に1週間が過ぎていきました。

もう意識もしなくなりつつあった頃、その時は突然やってきました。

その日は主人も出張で私たち2人きりになることが決まっていました。

(あの人もいないし、久しぶりに外で夕食もいいかな。)

そう思って買い物はせず、パート先から真っ直ぐに帰宅しました。

(何を食べに行こうかな?)

そんなことを考えながら自宅前に着いた時、急に思い出しました。

(今、こっそり入ったら、もしかして…。けど、そんなこと…。)

いけないことだとはわかっていました。

けど、怖いもの見たさを抑えきれないように、私の心には歯止めがきかなくなっていました。

(何もなければ下着の事は金輪際忘れるから…。)
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