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一週間の罠
第2章 あと7日(金曜日)
クリトリスが膨らみ、うずき、カラダの中に熱いものが流れた。
「あああ…、イクううう…」
いつもならこれで、一段落。
しかし今夜は、私の性欲はまだまだ鎮まらない。
大学生になった、自由にセックスできるという解放感。
トオルの両手のひらによるエロいお触りの感覚。
そして一週間後のトオルとのセックスの約束。
私は、2度目に挑んだ。
と、変な妄想が、急に私の脳内に浮かび、急速に膨らんだ。
「いや!私は、トオルに抱かれたいのよ?」
私は、その妄想を激しく振り払い、トオルの顔を必死に思い浮かべようとした。
しかしその妄想は、脳内をどんどん覆っていく。
私の視線は、一点に注がれていた。
ファッション雑誌の表紙。
今月号の表紙は、最近注目を浴びている若手男性俳優。
「テツヤ!やめて!私を犯さないで~~~ッ!」
その俳優の名前はテツヤではない。
今、私の脳内を覆いつくそうとしているその男の名前だ。俳優は、その男によく似ていた。
テツヤはその日の午前、入学式会場で隣の席になった男だ。
会場での席順は、姓の五十音順。トオルとは、離れていた。
式次第が進んでいた時、私はふと隣から視線を感じた。
テツヤは、私の胸の膨らみをガン見していたのだ。
「キッ」
私は、そんな感じでテツヤをにらんだ。テツヤは慌てて視線をそらし、何気ないふうを装っていた。
テツヤは、トオルとは真逆のキャラのよう。
トオルは精悍でスポーツマンで、男らしい。
テツヤは、身長は高いが細身で、草食系ぽかった。
『見た目が草食系な人は、実はワイルドだったりする』
そんな知識がふと私の脳内をかすめたが、テツヤのことはすぐに忘れた。はずだった。
トオルをおかずにオナニーを終えた時、その
『草食系→本性は肉食系』
みたいなワードが思い浮かび、そして雑誌の表紙の写真をきっかけに
<テツヤが襲いかかってきて、私のブラジャーを引きちぎって外してくる>
という妄想がぱっと浮かんでいた。
「あああ…、イクううう…」
いつもならこれで、一段落。
しかし今夜は、私の性欲はまだまだ鎮まらない。
大学生になった、自由にセックスできるという解放感。
トオルの両手のひらによるエロいお触りの感覚。
そして一週間後のトオルとのセックスの約束。
私は、2度目に挑んだ。
と、変な妄想が、急に私の脳内に浮かび、急速に膨らんだ。
「いや!私は、トオルに抱かれたいのよ?」
私は、その妄想を激しく振り払い、トオルの顔を必死に思い浮かべようとした。
しかしその妄想は、脳内をどんどん覆っていく。
私の視線は、一点に注がれていた。
ファッション雑誌の表紙。
今月号の表紙は、最近注目を浴びている若手男性俳優。
「テツヤ!やめて!私を犯さないで~~~ッ!」
その俳優の名前はテツヤではない。
今、私の脳内を覆いつくそうとしているその男の名前だ。俳優は、その男によく似ていた。
テツヤはその日の午前、入学式会場で隣の席になった男だ。
会場での席順は、姓の五十音順。トオルとは、離れていた。
式次第が進んでいた時、私はふと隣から視線を感じた。
テツヤは、私の胸の膨らみをガン見していたのだ。
「キッ」
私は、そんな感じでテツヤをにらんだ。テツヤは慌てて視線をそらし、何気ないふうを装っていた。
テツヤは、トオルとは真逆のキャラのよう。
トオルは精悍でスポーツマンで、男らしい。
テツヤは、身長は高いが細身で、草食系ぽかった。
『見た目が草食系な人は、実はワイルドだったりする』
そんな知識がふと私の脳内をかすめたが、テツヤのことはすぐに忘れた。はずだった。
トオルをおかずにオナニーを終えた時、その
『草食系→本性は肉食系』
みたいなワードが思い浮かび、そして雑誌の表紙の写真をきっかけに
<テツヤが襲いかかってきて、私のブラジャーを引きちぎって外してくる>
という妄想がぱっと浮かんでいた。