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第1章 熱

何処へ行くの
私を置いて

嘘ばかり

何が仕事！

判っている

帰るって言えばいい！
泣く？私が？

今更泣いて変わることある？
愛なんてないとか言っといて

嘘つき

別れようか～

そんに焦ることかしら

内心よっしゃ！って
聞こえるよ心の声……
顔にも書きまくってるから


さあ終わり終わり

出て行く後ろ姿が

笑ってた……馬鹿らしい

舐められたもんだな

これが最後の
愛とかだと言ってくれちゃってさ

そんな言葉に一瞬でも
期待したとは

自分にまだ純なこころ
信じる心があったなんて

ちょっと安心した
女だわ　私もまだ～