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第9章 愛する人の

｢私のこと知ったら‥‥幻滅するかもだよ｣

｢綾音のこと嫌いになるなんて‥‥絶対にあり得ないから｣

｢俊ちゃん‥‥それなら待ってて｣

私はベッドから起きあがりクローゼットに隠していた道具を‥‥

｢綾音？それって‥‥｣

｢俊ちゃん‥‥そう‥‥｣

｢俺を？｣

｢それも悪くないかもね。でも‥‥反対だよ
俊ちゃん、私‥‥｣

｢綾音は‥‥俺と離れてる時にこんなことしてたの？｣

｢うん｣