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彼女に抱かれたい
第10章 刻ませるモノ
私の下で可愛く喘ぐ彼を犯すのが好き。
でも、こうやって性欲に満ちたオスとなっている彼に犯されるのも好き。
彼が私を貪ってくれることで、この気持ちは私の独りよがりではなく彼に愛されているのだという実感が湧くから。

彼は私を串刺しにしたまま歩いてベッドへと向かう。
一歩ずつ歩みを進める度に自然と緩やかなピストンとなり、奥に達している亀頭がゴツゴツと私の一番奥を突き上げてくる。
初めての体勢と子宮がダイレクトに痺れるような快感が全身を駆け巡り、私は顔を振り乱しながら喘ぎ、悶えた。

「あっ…あん…んん"っ…!
サト…シいぃっ…こわれ…ちゃううっ!」









『はぁっ…はあっ…
そんなに気持ちいいなら…






壊してやるよ。』

突如彼の口調が変わった。
今まで聞いたことないような低い声。
猛って私を串刺しにしながら突如豹変したオスに子宮が疼いた。

『俺の事しか考えられないくらい犯してやる。
マイ。お前は俺だけ見てろ。いいか。
俺はお前のモノだ。いつでも俺を好きにしていい。
でも、今、お前の顔には俺に犯されたいって書いてあんだよ。
見てみろよ、自分の顔。』

彼に抱きついたまま姿見に写っているのは、とろけて発情しきった顔のメスだった。
「んっ!んああっ…気持ちいいっ!」
『グチョグチョ言ってるぞ?どこが気持ちいいんだ?おら。言ってみろ。』

ズンッ!と彼のおちんちんに突き上げられながら、抗えない快感が深く昇ってきていた。
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