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私の家庭教師はAV男優
第5章 ⑤
「ごちそうさま。君は料理が上手だね」
  
秋葉は空になったお皿の上にスプーンを置いた。

「すみません、卵が三個しか無くて見た目が穴だらけになってしまって」  

「気にすんなよ。味が良ければ全てよし」

「ありがとうございます」

まりんは秋葉の前の皿を手に取った。

カチャンと皿の上のスプーンがひっくり返る。

「変わらずこの置き方なんですね」

ふふっと、まりんは小さく笑った。
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