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私の家庭教師はAV男優
第51章 (51)
愛は慌ててキッチンに入っていった。

「いい人そうだね。イケメンだし」

紅羽が言うと、りのはクレープをかじりながら愛が接客している様子を眺める。

サングラスをかけた女の子がカウンターに立っていた。

「ねぇ、紅羽。あの子、見て」

紅羽はカウンターに目をやる。

「顔が傷だらけ。白い杖持ってるし目が見えないみたい」

りのが言うと、紅羽は女の子を見るのをやめて

「本当。可愛いそう」

「もしかしたら、麗紫亜さんの犠牲者かも」

「でも、そうと決まったわけじゃないから」

紅羽は言い、クレープを噛んだ。

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