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第51章 （５１）

桃華は席を立つと、ボーイにウイスキーをオーダーしてトイレに向かった。

すると、豹柄のミニスカートを穿いた麗紫亜が前から歩いてきて
　
「はじめてみる顔」

麗紫亜と目が合った桃華は頭を下げて

「昼の部で働いている桃華です。えっと。。。」

麗紫亜は胸元に手を置き

「麗紫亜よ。ここの会長とオーナーとは血縁」

桃華は目をパチクリさせて

「ケツエン。。。？」