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第51章 （５１）

「私のアパートが何でわかったんですか？」

「真ちゃ。。あ、いや、オーナーに聞いたの」

「あ、そうですか。じゃあ、その忘れ物を渡しておきますね」　　

手を差し出すも、りのはドアをさらに開かせて　　　　

「私が直接渡すから。あいつはどこ？部屋ん中？」

りのが部屋の中を覗こうとするのを制止して

「やめてください。勝手なことをしないでください」

「うるさいな！」

ドアを無理矢理に開け、りのは部屋に入っていった。