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私の家庭教師はAV男優
第5章 ⑤
「晩御飯は食べた。次はあんたが私の質問に答えなよ」

まな板にささみ肉を並べて

「お母さんに関係ある?」

一本目のタバコの先を灰皿に擦りつけた。

「ないね」

「じゃあ、気にしなくてもいいじゃん」

ザクザクとささみ肉を包丁で切る。

「あいつが嫌になったの?」

お湯を沸かした小鍋に切ったささみ肉を入れた。

鍋の中で煮えるささみ肉を見つめながら

「何を作ろうとしたんだっけ?」
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