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私の家庭教師はAV男優
第57章 (57)
板橋は笑い

「いなくなったよ」

「え!?」

ほのかは板橋を見下ろした。

「庶務課の奴が言ってたが、俺の事情を知ったとたん連絡がつかなくなったらしい。いろいろ手続きがあって、電話したり家に行ったりしてるみたいだけどサッパリみたいだ」

「でも、たまたまじゃないの?」

板橋は手を組んで

「これから子育てが待ってるんだ。子育てに加えて目の見えない俺の面倒を見なきゃならないんだ。そりゃ、絶望するだろ」

ほのかは拳を握り

「私、若菜を探す!」

「待て」
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