パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第63章 （６３）

女は陽気に腰を動かしながら高らかに笑い

「残念！不正解！」

輝羅は青白い顔で

「だ、誰なんだよ？なんで、右耳のことを」

女は輝羅に顔を近づけて微笑み

「立つ位置がたまたまなんて言ったけど、あれは嘘。あなたの鋭い洞察力が悔しくてつい嘘を言ったの。まさか、話す位置で耳のことを言うなんて思わなかったから。すごいね。正直驚いた」

「でも、嘘って。。。」

「そうよ。たまたまじゃない。知ってたのよ。右耳が聞こえないってことを」　　　
「誰かに聞いたのか？」