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私の家庭教師はAV男優
第63章 (63)
朝。
りのはクレープ屋のカウンターに身を乗り出しつ
「愛君。おはよ」
「おう。りの、おはよ。家に帰っても、相変わらず開店前に来るんだな」
愛はバナナを切る。
「帰宅祝いにタダで作ってやるよ。一番安いやつだけどな」
「ありがと」
そして、りのは手招きして
「ちょっとこっちに来て。こっちこっち」
「何だよ?仕込みがあんだからさぁ」
愛は渋々カウンターの方に近寄った。
りのは胸を張り
「聞いて驚け。なんと、私達は兄弟だったのだ」