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第65章 （６５）

「いや、焼けるんですけど、サビが生地に入るかもしれませんし。。。」

サングラスの女は立ち上がって、愛の正面に立ち

「さっき、食べ損ねたのよ。たい焼きの皮を剥いで食べたかったのにできなかった。だから、絶対に今食べたいの」

凄んでくるサングラスの女に、愛はたじろぎ

「わ、わかりました。すぐに焼きます」

慌てるようにしてキッチンに入った。

サングラスの女は椅子に座ってメロンソーダを飲み

「思い通りにならないことが一番嫌い」